Get the party(at first time)!!(パーティーがはじまるよ)

SnowMan Live tour 2021 Mania」
2021/10/10(昼公演)@横浜アリーナ


・以下、曲名含むネタバレ多数有りでお送りします。ご注意ください!



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■01 D.D.

初めて見たSnow Manの1曲目はデビュー曲の「D.D.」でした!
双眼鏡を通さずにステージ全体を見ていたんだけど(近くて嬉しかった!)、大きなステージが小さく感じたな…彼らがすごく大きく感じました。


Snow Man、無観客ではあるものの去年デビューライブを行っているのだけれど、日本ではデビュー曲すらまだファンの前で直接披露することが出来ていなかったので、だからセカンドツアーである今回の1曲目が「D.D.」だったの、ようやく!満を持して!待ってました!みたいな、ことさらにスペシャルなオープニング感がそこにあって、そしてそれは磨きに磨いた刀のような格好よさと美しさがあったな…


「D.D.」はファーストアルバムでも1曲目を飾っているのだけれど、改めてその位置がなんて相応しい曲なんだろう!と思いました。全員で歌うサビは力強くて、9人が一緒にいることやパワーが目に見える、耳に届く、全身で感じられた…そうなんですよね、全身で「D.D.」を受け止めた、って思ったオープニングでした。Snow Manを見てる!ってすごく強く思いました。


(コンサートの話ではないんですが、この少し前の「少クラ」の企画コーナーで、「全員の答えが揃えばOK」みたいなゲームがあって、そこで『Snow Manといえばこの曲!』みたいなお題に対して全員が迷うことなく「D.D.」を選んだっていうのがあって、すごく良いなあと思いました。思いがひとつになる、本当に良いデビュー曲)



■02 EVOLUTION

続くはアルバムリード曲の「EVOLUTION」。
この曲は岩本さん振付の曲で、個人的には岩本さんがセンターというのをすごく感じる曲。それは、立ち位置だけじゃなく、存在感としてこの曲の芯が岩本さんだなあ、というのを、初めてMVを見た時から感じて。記念すべきファーストアルバムのリード曲でそれを感じたのがとてもうれしかったし、ステージで見るのもすごく楽しみにしてました。


そしたらさ…もうさ…想像以上に岩本ワールドが、岩本さんを中心に繰り広げられてて最高だったわ…わたしが「この人が最初で最後の自担だ」って思った、その理由であるところの、ステージにあるあのたたずまい。以前のブログで書いたんですが、

静かなときも、激しくても、楽しそうなときも、
どこか芯を感じさせる、品があってピンと張り詰めたようなステージング


それが、目の前にあったんですよ…Snow Manというグループ全体で。それをこの目で見ている。もうたまらんかった…!これだよ~~これが見たかったんだよ!!って心の中で叫びましたよね。2曲目にして早くも、1年間ピースさえ足りてなかったパズルがスルスルと出来てそしてピタッとハマったような感じ、気持ちよくてうれしかったな。


それと、メインステージで近かったので、ここから双眼鏡でも見てみたんですが、この曲の印象的な部分である見得を切るダンスのところで、岩本さんが客席に向かって実際に見得を切る顔を作ってて(五右衛門!)、それはMVやテレビでは見せてなかったはずの見せ方だったから、うわーライブだ!ってテンションあがったな。

■03 Delicious!!!

■04 Party! Party! Party!

■05 Crazy F-R-E-S-H Beat

■06 Hip bounce!!

「EVOLUTION」のエンディングから流れるように、メンバーがメインステージを飛び出して見せる時間へ。ポップコーンみたいにはじける「Delicious!!!」で外周を移動して、会場全体へ。メドレーのようなアレンジでそのまま「Party! Party! Party!」でそれぞれがリフターへ。個人的には、PPPがショートバージョンになっていたのが残念だったかなあ…公式にあがっているライブ映像でもTGCのPPPが大好きでおそらく一番回数を見た曲で、自分の中で「Snow Manのライブ」の象徴みたいなイメージがあったんですよね。だからいつかフルで、全員が揃って踊っているステージが見れたらいいな…


とはいえのちのちに思うんですが、このセットリスト、2時間で29曲披露していて、アルバムのコピー同様に「ギッチギチ」がテーマなのかなと思うほどにつめにつめこんだライブだったなあと。デビューコンでやっていたようなパルクールみたいなダンスコーナー的な見せ場や、銀テープやトロッコみたいな演出は無かったんです。だけど、曲はできる限りつめこむぞ!みたいな密度の濃さがコンセプトだったのかもしれないな、と思いました。デビューして、お客さんの前でお披露目する機会がないまま、たくさんいい曲が増えていって、ようやく!ってなった時にセットリストを考えるの、きっと嬉しすぎる悩みだよね。


「Crazy F-R-E-S-H Beat」はセンターステージに集まってのパフォーマンス(踊りたい!と、踊ってるところを見たい!という気持ちが同時にあって困った!笑 だけど客席は狭いのであんまり踊れなかった!w)、そして「Hip bounce!!」は外周を移動しながらが似合う!最新シングルのカップリングである「Hip bounce!!」、最初に聴いた時は。夏の現場でめっちゃ踊りたくなる曲なのに夏に現場が無いなんて生殺し感あるなー泣、なんて思ったりもしたのですが、この日の気温は10月にしては高めで、夏の残り香みたいな暑さがある日だったから、ギリギリ間に合ったなー、なんて思えて嬉しかったです。


つづく